骨格は、200余りの骨とそれを繋ぐ関節から構成され、身体の最も中心に位置して運動時にも静止時にも絶妙なバランスを保つための重要な役割を果たしています。
また身体の基になるのが骨格ですので、骨に付着している筋だけでなくすべての組織に影響を与えます。
身体の歪みとは、関節が捻じれて正常な位置からズレてしまった状態です。身体が歪むと、正しい軸で身体を支持できなくなったり、正しい軌道での関節運動ができなくなってしまいます。更に歪んだまま使い続けると、骨を変形させたり、関節やその周辺の組織を痛めてしまいます。
本来、身体には歪みを修復する機能が備わっています。
骨盤は、背骨の土台となり身体の支持や、歪みの修復のために重要な役割を担っています。
骨盤が歪み、本来の修復機能が低下してしまうと、正しい姿勢を維持できず、全身の関節がバランスを保とうとして、歪んだ骨盤に合わせて更に歪みをつくってしまいます。