酵素ってなに?
2024.8.19
酵素という言葉を聞いたことはありますか?
身体の中では常に化学反応が起こっていて、その化学反応を代謝と言います。
この代謝を引き起こすのに必要なものが、代謝酵素です。
また、食べ物を消化するのに必要な消化酵素や食べ物から取り入れる食物酵素などがあります。
代謝と消化に必要な酵素を体内酵素、食物酵素を体外酵素と言い、体内酵素は毎日体の中で作られますが、一生の中で作れる酵素の量には上限があり、年齢とともに徐々に減っていきます。
一日で作られる量も決まっていて、消化酵素の量が増えれば代謝に必要な酵素の作られる量が減ります。なので、食べ過ぎたり、消化の悪いものを食べたりするのは避けた方が良いでしょう。
また、飲酒や喫煙、ストレスなどに対応するためにも代謝酵素が使われてしまいます。
そもそも酵素とは何なのかというと、タンパク質です。なので、食物酵素を食べ物から摂取すると
アミノ酸に分解されて吸収されます。酵素が酵素のまま吸収されることはありません。ですから、体内の酵素が補充されるということはありません。
では意味がないのかというと、そうではなく、食物の消化吸収を助けたりする働きがあります。
一つの酵素につき一つの反応しかできません。例えばタンパク質を分解する酵素は、たんぱく質を分解することしかできません。また限られた環境の中でしか働くことができません。なので、
体内には約5000種類の酵素があると言われています。
年齢を重ねていくうちに、作られる酵素の量は減っていきます。生活環境によっても影響されます。
サプリメントで摂取しても体内酵素が増えることはありません。
日々の生活の中で、暴飲暴食を避け、ストレスを上手に解消し睡眠をしっかりととるなど、当たり前の
健康的な生活を心がけることが大切です。
我々の治療がそのための一助になればと思っております。疲れをため込まないようにご来院いただければと思います。
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